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毛鉤ミステリー 鮎捕り物帳


水道民営化で危惧されるアユ河川の水質悪化

水再生センタ175kb
(写真は多摩川上流第1水再生センター)

「山本会員報告」

水道民営化は世界の潮流に逆行しています

みなさま、テレビや新聞のニュースでご存知の通り、今開かれている臨時国会で、「水道法の1部を改正する法律案」いわゆる「水道民営化法案」が可決成立する模様です。早ければ12月4日にも参院で可決ともいわれています。
 水道民営化は世界の各都市や地域ですでに実施され、多くの都市や地域が失敗。痛い思いをしました。民営化とは、企業が水道水を商品にして利潤を追求することです。
 オランダのトランスナショナル研究所が2017年6月に発表した調査では、世界の267の自治体が上下水道事業を再公営化に戻しました。
アメリカのアトランタ市、南米アルゼンチンのブエノスアレス、インドネシアの首都ジャカルタ、更にはパリ市、ドイツのベルリン、スペインの各都市などが民営化で辛酸を舐め、再公営化に踏み切ったのです。

水道は鉄道、航空、通信などの民営化とは比較できません

水道事業はひとつの地域をひとつの企業が独占します。消費者はA社よりB社が良いと蛇口で選択ができないのです。つまり通信民営化のように競争の原理が働きません。
民営化されると、日本に乗り込んで来るのは水メジャー(上下水道事業を世界規模で展開する大企業)と呼ばれる外国の巨大企業です。
民営化で運営権を手に入れた水メジャーが利潤を上げるために、世界でとってきた方法は次の3つです。
1:水道料金の値上げ、2:人員削減、3:施設の保全管理のネグレクト。
これらは、いずれも今国会で審議されているコンセッション方式による民営化の結果です。
コンセッション方式とは各自治体が施設を保有。民間企業に運営権を譲渡する方式です。

蛇口 52kb

水道民営化が、下水道事業に与える影響とは

下水道の民営化は2011年のPFI法改正で、すでに民営化が可能となっています。PFI法とは、公共サービスの提供を民間資金を利用して民間にゆだねることを可能にした法案です。イギリスのサッチャー政権が始めました。
浜松市では昨年、下水道の運営権をフランスの水メジャー「ヴェオリア社」に20年契約で譲渡しています。
 東京都も小池知事が就任後、東京都の下水道事業の民営化を検討したいと語っていました。
 更に、先の第196国会での改正PFI法により、水道や下水道事業の運営権を民間企業に譲渡した場合、その譲渡金で水道、下水道のために発行した地方債を買い戻すことが出来、しかも、地方債の利子の支払いを免除するという恩恵を与えています。
 ひらたく言いますと、「水道や下水道を民営化すれば、その事業赤字をチャラにできますよ」、というアメを国がぶら下げたのです。
水道民営化法案が成立すれば、財政難に苦しむ自治体は下水道の民営化にも
飛びついて、上下水道の民営化の流れに拍車がかかりかねません。

営化された下水道は河川の水質悪化を招く怖れがあります

繰り返しになりますが、民営化で運営権を手に入れた水メジャーが利潤を上げるための方法は次の3つです。下水道でも同じです。
1:下水道料金の値上げ、2:人員削減、3:施設の保全管理のネグレクト。
 この3:施設の保全管理のネグレクト、とは、どういうことでしょうか。

府中市の流れ -67kb
(府中市を流れる多摩川)

多摩川を例にとって具体的に説明します。
東京都下水道局は、すでに環境基準値をクリアしていた多摩川の水を、更に良くするために、1997年から下水処理場(水再生センター)の施設をお金かけて更新します。
 そして、アンモニア性窒素の除去取り組みました。 アンモニア性窒素は水生生物の生存を脅かす毒性が強いそうです。この取り組みによって水質が向上、多摩川のアユの遡上数が飛躍的に上がります。それまで100万尾以下だったアユが、年間500万尾も遡上するようになり、今年の1000万尾の遡上に繋がっています。
 もし、この下水処理場が民間企業の運営に任されたら、お金をかけて水質の向上のために努力をするでしょうか?
しません。利益を減らすようなことをするはずがありません。逆に必要な水質
維持のための努力なおざりにする怖れがあります。
 こういった危惧が、全国のアユ河川で現実化する可能性があるのです。
水道民営化法案に注視するとともに、法案が成立した場合は各自治体の動きを、注意深く監視する必要があるでしょう。
 せっかく遡上していた天然アユが半減などということは避けたいものです。
        
2018・12・2記  山本喜浩会員

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鮎から蟹へ 異次元の遊びですが カニも面白い釣りですよ

夜景 70kb
(写真は横浜磯子の夜景)

「戸高会員報告」

わたしの蟹釣りは 深夜24時からが出番です

鮎のシーズンも終わりますので、2018年10月27日(土曜)と11月3日(土曜)に蟹捕りに出撃しました。
蟹捕りは春~秋がシーズンと言いますが、私の場合鮎のシーズンオフに行きますので、もっぱら冬に行きます。
行き先は横浜根岸一帯で、通称根岸湾と言われる所です。
住所で言いますと、横浜市磯子区新磯子町の東京ガスの根岸工場前に良く行きます。
自宅からは50kmほど。中原街道ー綱島街道ー環状2号線で1時間ほど。
蟹は夜行性のため夜が地合いになりますが、他の釣り人がいない深夜0時過ぎに行き、2~3時間程度で引き上げます。
対岸は根岸の工場夜景が良く見えるなか、基本待ちの釣り? なので防寒は確実にします。寒いと待ちの時に心が折れます。😰
仕掛けを入れたら15分~10分程度で上げますが、根掛かりした場合はアミその物が自切するのではずれます。仕掛けは丈夫なロープに繋ぎ投入します。

ガードレールに紐 - コピー
(仕掛けを海に投入したら、ロープをガードレールに結んで置く。)

ポリシーとしてメスと小さな蟹はリリースし、大きなオスのみ持ち帰ります。
先週末は、10匹以上捕れましたが、持ち帰りは4匹だけです。
どんな釣りでもそうですが、自然相手の遊びですから、やってみないと釣果は解りませんが、それだけに仕掛けや餌にコダワリが有ります。
私が拘るのは、道具、時間、餌です。

蟹釣り(捕り)の道具

蟹アミ: 蟹は、アミに絡めて捕ります。
その為には、蟹アミが海の中で広がる必要が有ります。広がらないととれません。購入したばかりでは、狭い袋に押し込められているので、アミに癖がついているので、袋から出したままではなく、シャワーで流し、界面活性剤つまり、リンス、柔軟剤で柔らかくしてアミを広げ乾かします。
それを折り畳む事無く吊るしたまま海に持ち込みます。

ロープ:
 100均の園芸用のグリーンのロープを使います。強度的には問題無く、以前大物釣りの尻手ロープとして使用して以来愛用しています。直径は3mmです。
釣り具屋で販売しているロープ巻き?に巻いて使用します。
ロープとアミの接続は大きなヨリモドシと、昔のフジのスピードスイベルを使用してます。(今はNTから販売してます。)
アミが引っ掛らない様に、金具の輪の繋ぎ目は、エポキシ等で塞ぎます。

サンドポール: アミはすぐに、岸壁等に引っ掛りますので、取り込みにはサンドポールで岸壁から離して取り込みます。市販品は、本体が、鉄の為、直ぐに錆びるので、先端の部品のみ外して錆びないステンレスのチューブに取り付けて使用してます。

餌袋: 使用すると、これは穴が直ぐに空くので、毎回使い捨てます。ミカンのアミ袋の再利用でOKです。

結束タイ: いわゆるタイラップですが、餌袋の取り付けや、餌袋の口を占めるのに使用します。使い捨てます。

そのほかに取れた蟹を入れたり手を洗う水汲みバケツ。 手を拭くのにタオル。そしてライト、これが無いと夜なので見えません。

餌: いわゆる青魚を使用してます。イワシやさんま等。他の魚でもOKですが、内臓はあった方が匂いが有り良いかと。
事前に不要な鰭など取り外し、5 cm前後に切断。頭は半割りしジップロックに入れて持ち込みます。

これだバケツに蟹 113kb
(11月3日の釣果、というか捕獲果)

釣れる蟹の種類

釣れる(捕れる)のは、ワタリガニで石蟹かタイワンガザミです。
川でやるとモズクガニも捕れます。外房の太平洋では、ヒラツメガニも捕れます。
他の蟹は毒の有るのもいるのと、小さいので食べません。帰宅後はアミと共にお風呂に入り、洗剤でアミを洗い、リンスで仕上げて乾燥。次回に備えます。
今年の2月は寒くて死にそうでしたが、蟹は捕れました。
基本休みの前日の夜に行きますので、海で会いましょう。
ポイントは、水深がそこそこあり、近くに駐車出来る所が良いです。磯子はポイントに車を横付けできる場所です。

最後に 蟹のアミからの外し方

まず蟹のお尻をアミから出して、挟まれ無いようにハサミに気を付けながら、片側の脚からアミを外します。水から上げたばかりは、暴れるので裏返し、暫く経つとアラ不思議大人しくなります。
外して、水に入れると元気になります。とみかく挟まれると大ケガしますので、気をつけましょう。蟹も必死ですから容赦無しですよ。

2018・11・10 戸高正人会員





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時間なし情報なしそれでも出かけた三重県・銚子川のドブ釣り


銚子川カバー137kb
(この銚子川の写真は「みちはた写真館フォトギャラリー」より拝借)

「田中成佳会員報告」

川はまさに奇跡の清流でした

10月14日、日曜日、三重県は紀北町を流れる銚子川に出かけてまいりました。
アユ釣りの川としては全く聞いたことがありません。
ネットをあれこれ見ているときに、河口まで高い透明度を誇り、
NHKで「奇跡の清流」というタイトルで紹介されると出ていました。
透明度の高い川はいくつもありますが、河口までその高い透明を保っていることが「奇跡の清流」のタイトルとなっているようです。
そんなきれいな川ならぜひ見たいものだと、調べてみると鮎も釣れるようです。
たまたま、名古屋に仕事があり、一日だけの休日を使って出かけました。
川に一番近い相賀の駅に9時少し前に到着。レンタカーが駅まで出迎えてくれて、手続きをしてカギを受け取りいざ遊漁証購入へ。
漁協のHPにあった取扱店の一つの釣具店に電話、ところがいまは喫茶店とのこと。ご主人も不在で、どこで竿を出せばよいのか、アドバイスを受ける当てが外れ、出足のつまずきです。
漁協の監視小屋にも寄りましたが、おとり販売は先週までとのことで、鍵がかかっていました。
やむなく、少し前に電話した漁協の組合長さんの話にあった、上流の合流地点を目指しました。


案内板157kb
アユの写真141kb
(道の駅にあった案内版とアユの写真。後から分かったことだが銚子漁協が4月4日に稚鮎6500尾を放流していました。)

途中、良さそうな淵がいくつも在りましたが、あまりの透明度と、ハネのなさに釣れそうな気が起きません。
合流地点を支流のほうへ行ったところで、河川工事のための重機の置いてある場所にでました。
河原へのアプローチもついています。車を停めて川面を見るとハネがぽつりぽつりと見えます。

走り回ってばかりでも仕方がないので竿を出しました

一通り仕掛けセットして、仕掛けを投入しますが半端のない澄み具合が感覚を狂わせるのか、
底がなかなか取れません。やっと取れた底は3メートル以上はありました。
砂の多そうな底なので、対岸の岩壁を狙って青ライを上下させますが、全く無反応。


水深3mありました。160kb
その水の中148kb
(下の写真は竿を出した場所の水中写真です。石にまるで苔がありません)

水温は17度、デジタル水温系ではでは16.5度やや低めです。
20分ほどで早々に撤退、合流点まで戻りこんどは、本流の上流を目指しました。
案内板によると「魚飛渓」というところがあるとのこと。
帰ってから調べると夏は水遊びのメッカだそうです。
車をこの辺において、すこし歩いて人の少ないところに行けば釣りになるかも知れません。
ここでは竿を出さず、場所の確認のみでまた合流点に戻ります。
効率の悪いことをやっているのですでに12時近くになっていました。
もう一度車を止めて、日が差し始めました川面を見ると、本流の上流部にぽつぽつハネが見えます。
ちょっと離れていますが、護岸の浅いところ回って行けば竿が届きそうです。
河原に降り、静かにポイントに近づこうとして驚きました。
上から見ると浅そうな護岸の縁でしたが腰以上の深さがあります。
さすがにそこまでは入ってゆけません。
やむなく、ひざ上くらいのところに立ちこんで竿を延ばします

ハヤを釣った合流点139kb

ハネのある所までまだ竿二本分くらいくらいありますがどうにもなりません。
水温を測ると19度。竿をいっぱいに伸ばし「黒髪」をゆっくり上下させます。
と、かすかな当たり、少し引きますがそれきり、外れたかと思い竿を上げるとキープサイズのハヤです。

もう1時近くです。 相賀発の2時48分の列車に乗らねばなりませんので、納竿は2時と決めていました。
澄んだ水なら古いタイプの針のほうがよいかと思い、青ライ、黒髪、桃ボカシなど試しましたが同じようにハヤさんばかり。
竿を延ばしたり、縮めたり、上げ下げもパターンを変えましたが、ついに鮎さんにはお目にかかれませんでした。
あっという間に2時になり、後ろ髪を惹かれる思いで川を後にしました。
この奇跡の清流で、今度はシーズン初期に挑戦してみたいと思います。

2018・10・18記 田中成佳会員 








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夏休みの長かった鮫川、後半になんとか釣果に恵まれました

鮫川 158kb
(写真は鮫川の通称大広間) 

「本田会員報告」

肝心なアユの遡上期に魚道が機能しなかったそうだ

南福島の鮫川(高柴ダム下流)では解禁から前半はそれなりの結果を出していたが、次第に尻すぼみになり、8月からまともな釣りができない状態が続いていました。
台風や腕の悪さ以外に何か原因があると思っていたら、5月の後続遡上のときの汲み上げの噂が流れてきました。
なんでも、肝心な天然アユの遡上期に魚道にごみが詰まり、遡上がままならず、漁協が魚道下に溜まったアユを汲み上げ放流したのだそうです。しかもそのアユが久慈川漁協に大部渡されたとか。
久慈川漁協とは協定関係にありますから、別に悪い話ではありませんが、なんだかなあ・・という感じですね。
そんな訳で、産卵期を前に十分な数の抱卵雌が産卵場所に下らないと、来シーズンの遡上数が激減することを地元の方は心配していました。
 
9月16日連休の日曜日 思い切って鮫川へ

このままでは終われないのでダムの放水量を見ながら、微かな情報を頼りに9月16日に“大広間”(冒頭の写真)に向かいました。朝5時半頃に到着、放水量は13t/秒で薄濁り、瀬の上で極チビ達が時々跳ねるだけです。
加藤会員発案の自信針の“おしどり(522号)”でいつもの竹藪前の流れに竿を入れると、10分ほどたった頃に小さいのがやってきましたが、その後は全く反応なし。濁り用の針に変えても効果が無いので別のポイントへ移動しましたが、この放水量では何処も瀬渡りできません。
茂った芦を常備の鎌で30分かけてルートを切り開いて竿を出すが、穂先はピクリともしない。やっぱりダメか? 帰るか、それっとも夕釣りまで粘るかの選択を迫られる。
14時頃に大広間へ戻ると食み痕が見えるほどに澄んでいたので夕釣りを選ぶが、まだ明るいからか、何時までたっても “広間”は静かで反応がありません。
辛抱が第一! 16時頃に瀬から跳ねが昇って来たので、広間の下の “控えの間”に狙いを定めると、“おしどり”でポツポツと小型ながら釣れ始めました。

72号日の出32kb
(写真の毛鉤は「72号日の出」)

川面が陰ってからは宝刀“72号日の出”に替え、短仕掛けで上げの終わりでじっと止めて毛鉤が浮き上がるのを待つと10分ほどでモゾモゾに続いて強い当たりが来た。やった!と思いきや魚が石に当たってはずれた。
やはりいる大きいのがいる! 後続には5分以上間があったが、慎重に寄せて21cm超えをゲット(写真上段のアユ)


本田鮫川の鮎117kb
両手で握れる大きさに久しく酔っていると、再度2尾(19cm写真中央のアユ)が続いたが後の間隔が長くなったので、254号(夕まずめ)すると小さいが続くようになり、この日は合計32尾でした。

祝日24日(月曜日)にも昼過ぎから同じ場所に入りました
いきなり大ハヤの5連発、これを皮切りにハヤにもてあそばれ、おまけに飲み込まれた鉤を外す際にハリスを切られるやら元玉がとれるなど五難続きでした。
夕方は曇りで下流からの昇りがやや早く、足元では小さいながらノロを食む群れが見られたので、 流心をはずして試作の“530号夕華(72号と254号のハイブリッド)”を試すと手前でモゾモゾの後に22cm(写真下段のアユ)がきましたが、大物はこれだけで、この日は合計21匹でした。

530号夕華(黒玉)20kb
(写真の毛鉤は「530号夕華・黒玉」)

今年の鮫川には後半かなり苦戦しましたが、やはり我慢が大切ですね。上がる前にふと空を見ると上流から鵜の大編隊がねぐらへ向かって行きました。これだけの鵜の腹を満たす鮎がまだ上流(奥の院)にはいるのでしょう。
9月の集会で“鮫はダメ”と言いましたが、来年の若鮎の遡上と今年以上の大物を期待して今年最後の鮫川を後にしました。

2018・9・27記 本田洋会員 

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相模川の濁りは なぜ長期におよぶのか? ~その1~

濁った相模130kb
「山本喜浩 会員報告」

相模川(城山ダム下の流れ)は大雨が降ると、濁りがなかなか取れません
何故こんなに濁り水が長期におよぶのか?
せっかく大きなアユが沢山釣れる川なのに、釣期が減ってもったいないですよね。
調べてみました。
原因はダム湖にある、誰でもそう思いますよね。ぼくもそう思いました。
秋田県の雄物川水系に皆瀬川というアユ河川があります。ぼくの好きな美しい川ですが、
欠点がひとつ。
大雨が降ると濁水が長期化します。ダム湖が原因です。
皆瀬川69kb
(上の写真は皆瀬川の中流部)

皆瀬川の上流・子安温泉郷近くに皆瀬ダムがあります。昭和38年(1963年)に完成した多目的ダム。
発電、農業、洪水治水用に造られ、堤高66m、幅215mの大きなダムですが、
建設からすでに52年が経っています
一般にダムの寿命は50年~100年と言われています。ダムの寿命とは何でしょう?
寿命は堆砂(たいしゃ)率です。上流から流れてきた砂がダム湖に沈みダムの貯水量を減らしていきます。
堆砂率100%とは、ダムが砂で埋まって貯水できない状態です。
普通、堆砂率が50%を超えるとそろそろ寿命だといわれます。
大雨が降るとダム提を越水して洪水を引き起こす可能生が大きくなるからです。
さらに、最悪の場合はダムを決壊させます。
皆瀬ダム34kb
(皆瀬ダム。秋田県砂防課のウエブページより)

皆瀬ダム湖は平成18年(2006年)に堆砂率58%。現在は60%を越えているかもしれません。
大雨が降るとダム湖に溜まった砂が攪乱され、長いこと濁水を排出し続けることになります。
ダム上流の水が澄んでも、下流は濁り続けます。
実はこういう河川が日本中に増えてきました。
昭和30年代に建設された多くのダムは、すでに50~60年の中古ダムになっています。

さてそこで、相模川の話に戻ります。
相模川の城山ダムが堰き止めた湖水が津久井湖です。
城山ダムは昭和40年(1965年)に竣工されすでに50年が経っています。
もうみなさん、察しがつきましたよね。
津久井湖の堆砂(たいしゃ)率は50%を超えている・・・ぼくもそう勝手に想像しました。
ところが、実は津久井湖の堆砂率は9.2%! まだ健康体のダムでした。
さあ、相模川の濁りが長期化する原因が分からなくなりました。
なぜ濁るのか? なぜ濁りが長引くのか?
更に調べると、意外なことが見えてきました。その見えてきたものは~その2~に続きます。

〔注〕 この記事は3年前に記載したものを、ここに転載したもです。山本。

(下の写真は城山ダムから相模川への吐き出し口)
     2015・9・16日記吐き出し口96kb

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プロフィール

東京鮎毛バリ釣り研究会・ブログ

Author:東京鮎毛バリ釣り研究会・ブログ
会員一同の投稿ブログです。
上の写真をみてください。この美しい毛バリをアユが咥えます。しかし、なぜ鮎はこの毛鉤を追うのか? どうして季節や時間で追う毛バリが変わるのか? よく分かっていません。水生昆虫と間違えて毛バリを追ってくるわけでもないようです。 
すべてはミステリーです。
老若男女50の会員が、この毛鉤ミステリーのなぞ解きに挑んでいます。みなさんも、美しい鮎を釣る毛鉤ミステリーに参加しませんか。楽しい会ですよ。ご入会問い合わせは当会ホームページから。または下記のアドレスに!
yamamoto7hiro@jcom.home.ne.jp (山本)

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